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​このサイトについて

穏やかな最期を迎えるため、考えるための個人サイトです。

海外の安楽死事情に加え、現在の日本でなるべく穏やかな最期を迎えるためにはどうすればよいかといった考え(緩和ケア、鎮静などについて)も共有することで、ひとりでも多くの人が死の権利についてタブー視せず考えるきっかけや話せる空気づくり、そして今をできる限り安心して生きるための一助となればと思い、つくりました。

​ツイッターでも安楽死薬の妖精さんのイラストや漫画、情報シェアを細々としています。

このサイトの案内人▶▶▶
 

ペントバルビタール(安楽死に使用される鎮静催眠薬のひとつ。

過剰摂取の際最も致死性の高い薬とされる。1930年にネンブタールとしてアボット社が販売。)の妖精さん。

通称はN。

安楽死・自殺幇助・治療の差し控え,中止・鎮静の概念

 

☆世界的には、安楽死や自殺幇助も含め、

積極的安楽死、間接的安楽死、消極的安楽死のいずれも

「尊厳死」と呼ぶ流れにあるようです。

致死措置

・患者の要請に従って、医師が直接薬物を投与すること。

・いわゆる積極的安楽死のひとつ。行為の主体として他人が関与し、主に自分自身ではもはや実行することのできなくなった患者に医師が直接手を施す。

・通常、医師がバルビツールを注射して就眠させてから、筋弛緩薬を投与する。

医師による自殺幇助

・患者の要請に従って、医師が致死量の薬物を処方して患者に渡すこと。

・いわゆる積極的安楽死のひとつ。最終的に患者自らが自分の体に薬物を投与する行為を行う。

・通常は15g程度のバルビツール製剤を処方し、患者は処方された薬剤を服用することもあるし、結局しないこともある。

治療の差し控え・中止

・生命維持のための治療を最初からしないか、一度したものをやめること。

・多くの国で合法化されている。国内では、‟尊厳死” ‟消極的安楽死”といわれることがある。

鎮静

・治療抵抗性の終末期の苦痛を緩和するために患者の意識を低下すること。

・苦痛が緩和するだけの少量のドルミカム(ミダゾラム)を使用する。

持続的深い鎮静、または、死に向けた鎮静、または、間接的安楽死

 用途として確立してるわけではないが、従来の鎮静とは異なるとみなすほうがよい行為として、治療中止に伴う苦痛の予防としての鎮静、それほど死が迫っているわけではない患者の精神的な苦痛に対する鎮静があげられる。

参考文献:​森田達也「安楽死・自殺幇助と緩和ケアの接点」より引用編集

言葉の概念
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